2006/1/29

ＮＹの朝は納豆から

社員研修の一環でニューヨークに来ています。

１週間ぐらい前は「最高気温０度」なんていう日もあったようですが、 我々が到着した土曜日は快晴。 爽やかな寒さ、といった気候が我々を出迎えてくれました。

アメリカは１年ぶり、ＮＹは３年ぶりです。 着いたのが夕方でしたので、昨日はマンハッタンの一角を ３０分ほど散歩しただけですが、 街が少しきれいになったような印象を受けました。 夕闇のセントラルパークにもかなりの人が出ていて、 観光馬車や土産店、似顔絵画きなどで賑わいを見せていました。

毎年のようにアメリカには来ているのですが、 タバコに関してはルールがますます厳しくなっていますね。 ＮＹ州も（カリフォルニアに続いて）２年前からレストランは全面禁煙になりましたし、 道端で喫煙している人などほとんど見かけません。 ホテルの部屋も禁煙室の割合がどんどん増えています。

日本は、喫煙に関してはアメリカより約２０〜３０年遅れている、 というのが私の感想です。約３０年前にカリフォルニア州のバークレー という町に行ったとき、地元の人が「この市では、路上で喫煙すると 罰金なんですよ」と教えてくれました。東京でも我々のオフィスがある 千代田区で、２年ぐらい前から同じような条例が施行されましたね。 そのぐらい遅れていると思います。

昨年秋葉原にできたＹカメラのビルの８階にあるレストラン街でも、 約３分の１のお店は終日全面禁煙ですし、あと１５年もすれば東京中の 飲食店は禁煙になるでしょう。

ちなみに、いま我々が泊まっているＮＹのホテルの売店では、 マールボロ１箱が８ドル４４セント、約千円でした。 これなら喫煙者は減りますよね。

さて昨夜は早めの夕食を済ませ、午後１０時過ぎに就寝。 一晩ぐっすり寝て、と言いたいところですが朝の４時半に目が覚めてしまい そのまま起床。いま朝食を食べてきたところなのですが、 いやあビックリしました。マンハッタン市内の大きなホテルでの バイキングだったのですが、お馴染みの「スクランブルエッグ、ベーコン、 フルーツ、シリアル、トースト、甘そうなパン」等々が並んだ脇に、 何と日本食のテーブルが。

ご飯、味噌汁、納豆、焼き魚、冷奴、焼き海苔、 シューマイ、キンピラゴボウ、何種類もの漬物・・・ そんなに多くの日本人が宿泊しているようには思えないのですが、 まさか我々のために用意してくれた・・・わけないですよね。 「１週間は日本食なし、を覚悟すること」 と社員に告げていたのに、初っ端から出鼻をくじかれました。残念！

と思いながら納豆かけご飯を食べてきました。 ご飯を茶碗によそうのがスプーン、というのが微笑ましかったです。

きょうは日曜日。これからグラウンド・ゼロを始め、市内を歩き回る予定です。 来週はサンフランシスコ・レポートをお送りします。

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