2006/4/2

魅力に欠けるＴＶ番組

先週も書きましたが、４月は「始まりの季節」ですね。 プロ野球も始まりました。 お子さんが新入学、というご家庭もあるでしょう。 そして会社にはフレッシュな新入社員が入ってきます。

この機会に、私も会社の目標を新たに設定しました。 今までは「鍛え、挑み、勝ち抜く」「とことん、ガムシャラに」 といった観念的なモットーを発表してきました。 これらはそのまま続行しますが、それに加えて、 より具体的な目標を定めました。

新入社員にも伝えたいので、 彼らがメールアドレスを取得した後で正式に発表する予定です。

４月と言えば、ＴＶの新番組が始まる季節でもあります。 各局とも視聴率獲得に躍起になっています。 ただ私はほとんど興味がありません。 最近はＴＶはニュース、スポーツ番組だけしか見ないためです。

バラエティやお笑い番組が氾濫していますが、 残念ながら芸を呼べるものをほとんど持っていない、 素人に毛のはえた程度の芸能人が学芸会をやっているだけ、という印象です。

その中で「爆笑問題」というコンビだけは話術という芸を持っていると 評価しているのですが、それだけにもう少しＴＶ番組やＣＭへの露出をセーブして、 芸を磨くことに時間を使ってほしいと思っています。

クイズ・ミリオネアという番組があります。 あの番組を最初に見たときにビックリしました。 というのは、日本で始まる数年前からアメリカで同様の番組があり、 向こうで何度か見たことがありました。 そして日本のミリオネアを見たら、スタジオのセット、色使い、 ライフライン等のルール、何もかもまったく同じなのです。 唯一の違いといえば司会者のわざとらしい「じらし」ぐらい。

これだけ何もかもパクっていいんだろうか、 と思っていたら、ある雑誌の記事を読んで疑問が解けました。 同番組のアメリカの制作会社が、 番組のコンセプトを世界中に売っているのだそうです。 日本だけでなくいくつかの国で同じ内容の番組が放映されているとのこと。 ディズニーランドと同じ考えなのかも知れません。 グローバルなマインドを持って番組作りをしているんですね。

番組改変の時期ですが、いつかは私に「きょうは早く帰って××を見よう」 と思わせるような番組ができればいいなあ、と思っています。

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