2006/11/26

こんなに違う消費者対応

先週のある日、ちょっと遅めの昼食に出ました。 久々に行ったのが、秋葉原駅昭和通り口近くのビルにある中華料理店。 あれっ、メニューが変わってる。 前は２０種類ぐらいあったのに、６種類しかない。 写真つきのきれいなメニューだったのに、文字だけの地味な表示になってる。 どうしたんだろう。経営者が変わったのかな。 でも店の名前は同じだし、ウエイトレスのおばちゃんも変わってないし。

この店のタンタン麺や野菜そばが美味しくて、 時々足を運んでいます。ウチの社員にもよく会います。 以前、偶然Ｗさんと会って「今度ごちそうするからね」と思わず言ってしまい、 本当におごらされたことも。

タンタン麺は相変わらずメニューに載ってるけど・・・ えっ？千円？　そりゃないでしょ。前は８５０円だったじゃないの。 まあいいか、タンタン麺にしよう。 どうせきょうは無料なんだもの。

この店ではスタンプカードを発行していて、 １０個貯めるとランチがタダになるシステム。 前回、１１月上旬だったか、ちょうど１０個貯まったので、 きょうは使っちゃおう。 でもちょっとイヤな予感が・・・店の方針が変わってもう使えない、 なんてことは・・・ないよね。

ソバの味はあまり変わっていませんでした。 美味しい。でも千円は高いなあ。きょうはタダだからいいけど。

食べ終わってレジへ。女性店員におそるおそるスタンプカードを出しました。 すると・・・

「このカードはもう使えません！」
えっ、いつから？
「今月１４日からです」そんなあ。

うーん、悪い予想が当たってしまった。
競馬の予想は当たらないのに。

いちばん驚いたのは、申し訳ありません、 といった言葉が一つもなかったことです。 淡白な表情で事務的に「使えなくなりました」だけ。

はい、わかりました。もう二度と来ませんからいいです。 この店（頭文字Ｓ）、私の予想では半年以内につぶれますね、 このサービス精神だと。こっちの予想は当たるかな。

翌日、携帯電話の修理にＤショップへ。 機種変更して４ヶ月しか経っていないのに、 「１（あ）」のボタンの反応が鈍くなってしまい、 強く押さないと文字が出てこなくなったのです。

最初に出てきた男性店員に状況を話すと、 「これはお客様の使い方に問題があったと思われるのですが」 「いや、そんなことないよ。 前の機種は２年以上も使ったのに何も問題が起こらず、 機種を変えたあとも同じような使い方だったし、 わずか４ヶ月でこんな不具合が・・」 「いえ、これは不具合ではございません。 使いづらくなったということであれば、 修理に出していただくことに」 ちょっと、その対応、納得いかないなあ。 いかにも防衛本能丸出しのセリフには。 「とりあえず、２階にお上がりになり、 修理受付にお申し付けください」

はいはい、納得できないけどそうします。

で、修理受付の女性店員に状況を説明したところ、 「そうですか・・・では無料でお取替えいたしましょう」

素晴らしい！　その店員の話では、何らかの強い圧力がかかったために ボタンが痛められたようです。 そういえばズボンのポケットに入れたりしたしなあ・・ 原因はやっぱり私の方にあったんだな、きっと。以後気をつけます。 でも番号ポータビリティ開始で競争が激化している今日、 この女性店員のサービス精神はお見事でした。 １階の店員の兄ちゃん、勉強しなさい！

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