2007/10/21

過去の各種予想のその後

今週は、本コラムで過去に述べたり予想したりしたいくつかの事柄について検証してみたいと思います。

2006/6/4 亀田兄弟のボクシングに関して

「このままでは大成しないでしょうね。最大の加害者はＴＶ局。とにかく視聴率を稼ぐためにヒーローを作りたいという一心で・・（途中略）・・ＴＶ局は視聴率を取るためなら、ボクシングを冒涜するようなことでも平気でやるんですね」と書きました。

主に兄の亀田興毅についてだったのですが、今回の問題児・亀田大毅についても同様にコメントしました。それにしても驚くのはＴＶ局（具体的にはＴＢＳ）の節操のなさ。チャンピオンの内藤大助の人間性に共感するファンが多いと知るや、突然内藤にすり寄って、「やっぱ亀田一家は問題ですね」の報道姿勢に変わるんですから。

ただ私の予想「亀田興毅はランダエタと再戦しても勝てない」は外れましたね。彼のボクサーとしての能力はかなり高いと思います。弟のボクシングはコメントするレベルにもありませんが。

しかしあの一家は今後どうなるのでしょう。たぶん父親はボクシング界から追放状態になるので、父親の言うことしか聞かない息子たちが心配です。十分才能はあるだけに、彼らを人間として正しい方向に導ける人が現れれば、強いチャンピオン、尊敬されるチャンピオンにもなれると思います。でもそんな人は現れないか。

2005/12/26 ゴルファー宮里藍に関して

「きっと来年アメリカで勝利を挙げられる、と断言するような内容の報道にビックリ。甘いです。そんなに上手くいくはずがありません」

少々古い話なのですが、ある意味で亀田と似ています。無理矢理にヒーロー、ヒロインを作ろうとするメディア。結局昨年も今年も、宮里藍はツアー優勝はできませんでした。でも賞金ランクは上位だし、よく頑張っていると思います。なのに、２年間優勝できないと急に報道も少なくなり・・・使い捨ての芸人と一緒の扱いみたいで、とても不愉快です。

そして今のゴルフ界のターゲットはアマチュアの石川遼クンですよね。ＴＶのニュースでも「今日の遼クンは」を伝えるばかりで、上位にいる選手のプレーも放映しない始末。何なのでしょうか、これは。

苦々しく思うベテランゴルファーも少なくないと思うのですが、結局ゴルフ界としても世間の注目を集めたいので大目に見ている、いや人気集めに遼クンを利用しているとも言えます。亀田のケースとソックリです。でも遼クンはマナーもいいし、考え方もしっかりしていそうなので変な方向に走ったりはしないでしょうが。

2007/8/19 白い恋人事件に関連して

「ふと疑問に思いました。日本で有名なお菓子や名産品で、賞味期限をごまかしていた（いる）のは白い恋人だけなのだろうか、と」

ピンポーン。やっぱりね、という感じです。まだ出てきますね、これは。隠す・誤魔化す体質の企業は必ず痛い目に遭います。でも好きだったんだけどなあ、赤福。

2007/9/30 アメリカ大リーグの話題で

「松坂にも１年目からワールドシリーズの舞台で躍動して大投手への道を歩んでほしいと願っています」

うーん、プレーオフの２試合はイマイチでしたね。いよいよ日本時間で２２日のＡＬＣＳ最終戦が正念場になりました。「きっと好投してくれる」などと期待を込めて言うと外れるのでやめときます。

こうしてみるとスポーツに関する話題・コメントが多いですね、私は。ちょっと趣味が偏っているのかなあ。でも仕事についての赤裸々な話は書けないし、当たり障りのない話題ということで許してください。

ところで今年の７月、盛岡在住の高校時代の同級生を訪ねた話を書きました。ガンを奇跡的に克服したのでそのお祝いに行ったのですが。

残念ながらガンが再発し、２週間ほど前に他界してしまいました。同級生がいなくなるのは本当にショックだし寂しいものです。自分も健康にはさらに注意しようと気を引き締めています。

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