2008/3/23

日本から持参した携帯が

先週日曜日はサンフランシスコにいました。 現地に住む友人（高校の同級生）福原君を訪ねて。

福原君は、このコラムでも2005年の１０月に書いたのですが、 日本のマンガを米国に売り込む仕事をしています。 事業は順調のようで、 たとえば昨年の米国 Yahoo の検索キーワード・ランキングで、 マンガのタイトル NARUTO が年間第４位だったそうです。

実際に私も検索してみたのですが、 ナルトを初めとして日本のマンガに関連した英語のサイトが山のようにあります。 日本の文化が徐々に浸透しているようです。

ただ残念なことに数日前、 シアトルに住む小学生が友だち数人とナルトごっこ遊びをしていて （具体的には砂の中に身体をうずめる忍者の真似をしていて）、 窒息死してしまったとのこと。 家の裏庭の、ほんの３０センチほどの深さの砂場での事故だったそうで、 「子供の遊びにまで NARUTO が浸透しているのは嬉しいことなんだけど」 と語る福原君も沈痛な表情でした。

ビックリしたエピソードを一つ紹介します。 サンフランシスコに着いて、 普段使っているドコモの携帯をＯＮにすると、 さっそくメールを受信。誰からかな、 と思って読んでみると、ドコモからの挨拶メールで 「日本に電話をかける際には・・・」とか 「何かお困りのことがあれば、×××へお電話ください」 といったメッセージが。

おお、親切だなあ。 たぶんＧＰＳで位置を感知しているんだろうけど、 でもどこまででも追いかけられているみたいで、 こりゃ悪いことはできないなあ。しないけど。

翌日は７時に福原君が迎えに来てくれるので、 ６時に起床しなくてはなりません。 同宿の田口君（やはり同級生）に 「オレが目覚ましをかけるから大丈夫だよ」 と伝え、携帯電話の目覚ましをセットします。 ６時、ということは日本時間では、ええーっと、２２時か。 よし２２時にセットして、と。おやすみなさい！

朝、田口君に叩き起こされました。 「おい、もう６時半だぞ。起きろ」 「えっ？ ６時半？ 目覚まし、鳴ったっけ？」 「鳴ってないぞ」

ああ、換算を間違えたのか。ごめん。 田口君が起きてくれて助かった。

おかしいなあ、と思って携帯電話を確認してみたら・・・

あのお、ドコモさん。お願いがあるんですけど。 せっかく到着時にメールを送ってくれるんだったら、 「あなたの携帯電話の時計は カリフォルニア時間に変更しましたよ」って書いといてくれません？

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