2008/5/11

十億円は来年までお預け

昨日の日曜日（11日）は一大決戦の日でした。 ２年前から趣味にしているポーカーの 全日本選手権（All Japan Poker Championship, AJPC）の 東京予選に参加したのです。

50人一組で予選を行います。全部で10組ぐらいか。 各組で上位６位までに入ると、 来週の日曜日の決勝大会に出ることができ、 もしそれに優勝すると、７月にラスベガスで行われる世界大会 に無料ご招待の賞品が！

何せこの世界大会は参加費が１万ドル（百万円）もするのです。 それでも数千人が参加し、上位９位までに入れば、 １１月の最終決勝大会に進出できます。 その時点で賞金は最低でも４百万円。 そして最終的な優勝者が手にする賞金は十億円！！

うーん、夢みたいな話だ。 でも私には大きな問題があったのです。 日本国内の決勝大会が行われる来週日曜日は 家族と過ごす用事があり、 さらに仕事の都合上７月に渡米するのはもっと無理。 どうしよう。

と悩みながら予選に臨んだのですが、 結果を簡単に報告すると、 来週の日曜日は家族と過ごすことができるし、 ７月に会社を休まなくてすみます。ああ、よかった。

途中、いいところまで行ったのですが、 「ここ」という勝負で不運に泣き （ギャンブラーの鉄則で、勝てば実力だと自慢し、 負ければ不運を言い訳にするのです） 結局５０人中１７位に終わりました。 上位６人の壁は厚かった！

それにしても、この Texas Hold 'em（テキサスホールデム） という新種のポーカーは、 日本ではまだ知名度は低いと思っていたのですが、 今年は（関係者の話では）昨年の十倍以上の人が予選に参加したとのこと。 徐々に浸透し始めているようです。 ただ、明らかに初心者と思える人も同じテーブルに参加していて、 ちょっとペースを狂わされました。 でもそれを敗因にはしません。敗因はあくまで・・・ 運がなかったことです、もちろん。

時々休日に集まって楽しむポーカー仲間が数人いるのですが、 今回の予選では全員沈没してしまいました。 最高順位は９位。トップ１０％に入るのは難しいです。

しかし、このテキサスホールデムは、 テクニックも、度胸も、そして運も必要とするゲームで、 本当に楽しめます。 もっと腕を磨き、来年は必ず決勝に進み、 日本代表となってラスベガスで戦ってきます。

さあ今のうちから、来年７月に２週間、 １１月に２週間の休みを予定表に入れておこうか。

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