2008/6/15

舞台を観に名古屋へ遠征

先週日曜日に秋葉原で発生した悲惨な事件では、 数年前に当社を退職した元社員の方が被害に会ってしまいました。 憂鬱な一週間でした。

ちょうどその事件が起きたころ、 私は家内と一緒に名古屋の劇場にいました。 以前はミュージカルなんて観ようとも思わなかった私でしたが、 今年３月にアメリカ在住の友人の勧めもあり現地で観た「マンマ・ミーア」 に感動してしまい、ようし日本でも観ようと決意したのでした。

８月までは名古屋で公演中ということで、 わざわざ出かけたというわけです。 偶然にも（？）６月の名古屋と言えば中京競馬が開催中。 また野球好きな私ですがナゴヤ・ドームには一度も行ったことがなく、 ちょうど土曜日の午後に中日対日本ハムの試合が行われると知り、 この機会にぜひ行こうと決めました。その結果：

土曜日：　朝名古屋に。午後２時まで中京競馬場。３時から野球観戦。
　　　　　６時に家内と合流し名古屋コーチンの夕食。
日曜日：　朝は名古屋ボストン美術館で「モネ展」。
　　　　　午後はマンマ・ミーア。夕方帰京。

というスケジュールを組んだのでした。

ナゴヤ・ドームはとてもいい球場で、好きになりました。 美術館は感想なしです。 そもそも（仕方なく）家内についていっただけです。 名古屋コーチンについてはよく分かりません。 普通の上質な鶏肉との違いなど私の舌では判別不可能です。 あ、それから中京競馬場での出来事はすべて忘れました。

そしていよいよ劇場へ。アメリカの舞台とどう違っているんだろう、 劇団四季の俳優はぜんぜん知らないけど主演の女優はどんな人なんだろう、 あれこれ考えているうちに幕が上がりました。

観ての感想は・・・またも涙してしまうほど感動しました。 素晴らしいパフォーマンスでした。 主演の女優は可愛かったし、 何よりも役者はみな歌も踊りもうまい！

驚いたのは、舞台のセットも衣装もアメリカ版とまったく同じだったこと。 残念だったのは、アメリカの舞台では音楽の演奏がオーケストラによるライヴだったのに対し、 こちらは録音されたものを使っていたことです。 それでも、英語版では聞き取れなかった細かい台詞の内容が 改めて分かった、という点でも日本語版を観る価値がありました。

私と同じくミュージカルなど興味のなかった家内は今回、 名古屋まで来ることにさほど積極的ではなかったのですが、 やはり「とってもよかった」と感激。 わざわざ来た甲斐がありました。

この３週間ほど、こうした舞台や日本の芸能などの楽しさを味わい、 ようし競馬とゴルフから少し趣味の方向転換をしようか、 と思い始めたのですが・・・

一昨日の土曜日にちょっとした出来事があり（いずれ書きます）、 やっぱ競馬かな私には、と心が揺れているところです。

ご意見・ご質問のある方は、ぜひメールでお寄せください。必ず返信します。
toshiki.karasawa@nifty.com
私の会社のアドレス宛でも構いません。なおお送りいただいたコメントは本ページで（お名前は出さずに）紹介させていただくこともありますのでご了承ください。