2008/7/6

買い間違いの王者の称号

もうイヤになるくらい物忘れが激しくなっています。 これはかなりヤバいぞ。どうしよう。

と思って同世代の友人に話をすると、なあんだ、みな同じなんだ。 よかった。よくないけど。

仕事に関連したことではポカは少ないと思っているのですが、 趣味などプライベートなことでは悲惨な状況です。 この金曜日も、あるＴＶ番組を録画しておき、 日曜日に見ようと思って再生してみると・・・ まったくちがう番組なのです。 よく調べたら、私が見たかった番組は来週の金曜日でした。 その代わり、 日曜日に録画するはずだった映画は撮り忘れてしまいました。 代わりになってないな、全然。

土曜日は朝から新横浜に出かけました。 新しくできたウインズ（場外馬券発売所）に、 競馬仲間でもある書評家Ｍ氏とご一緒しました。 千円の有料フロアでゆったりとＴＶ観戦。

昼ごろだったでしょうか、Ｍ氏から「ねえ、きょうはイチオシの馬、いない？」 と聞かれ、「いないですねえ。昨夜も検討する時間がなかったし、 テキトーに買います。まあ強いて言えば第５レースの１３番かな。 人気はないけど、この馬は・・・」とウンチクを語り始めました。 するとＭ氏「それは分かったけど、そのレース、さっき締切りのベルが 鳴ったよ。ほら、もうスタートだよ」

あちゃー。買い忘れた！ マークカードも３０分前にちゃんと塗っておいたのに、 友人からの携帯メールに返信などしているうちに忘れてしまったのです。 こうなると「１３番、２着以内に来るなよ」と心の中で叫びながら 実況を見ることになります。

しかしまあ、馬っていうのは「来てくれ！」と願うとだらしなく走るくせに、 「来ないでくれ！」と願うと必要以上に頑張っちゃうんですね。 私に恨みでもあるのでしょうか。 キッチリ２着に来て、私が買うはずだった馬券は５０倍の穴に。 ああ、３００円も買ってたのに（じゃなかった、塗ってたのに）。 １万５千円になってたのに。

実は私、競馬に関してはウッカリが本当に多くて、 買い忘れるだけでなく、 しょっちゅう買い間違いをしています。自分でも驚くほど多いのです。 ほとんどの場合、どっちみち外れ、なのですが。

「ウッカリ買い間違いの王者」の称号に相応しい 出来事が起こったのが３週間ほど前。 自宅でインターネット投票をしていたのですが、 久々に大穴をゲットして「やったあ！！」 ワクワクしながら残高を確認してみると・・・ あれっ？ おかしいぞ。

実は、いつも大穴馬券は百円しか買わないのに、 なんと入力ミスをして数百円買ってしまっていたのです。 おお、濡れ手で粟とはこのことか。 ボケるのも悪くないなあ。素直に喜んじゃおう。

しかし世の中はうまくできているものです。 その直後から、臨時で出費しなくてはならないことが重なってしまい、 そのアブク銭の半分以上はアブクとなって消えていってしまいました。

まあ、こうして遊びの分野で最大限のボケを発揮していれば、 仕事に関しては大事なことを忘れずに職務を果たせるのではないか、 と思っているのですが。 あれっ？ スケジュール表の来週火曜日に「予定あり」と書いてあるけど、 何だったっけ？ いま必死に思い出そうとしているところです。

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