2008/10/19

ゴタゴタでＣＳに暗雲が

東京競馬場の第１レースで安い配当を当てて、 ちょっとガッカリだけど当てたんだからまあいいか、 と思っていた時、Ｈ君から携帯メールが。

「決勝トーナメント１回戦、１−０で勝利」

おお、我がフットサル・チームよ、これでベスト８か。 ホントに強いじゃないの。 ようし、みんなにご馳走する焼肉代、 今から稼ぐからどんどん勝ち進んでね。

しかしそう上手くはいきませんでした。 フットサルも競馬も。

「ほら、粘れ！」と声援した馬がギリギリ粘って 写真判定に持ち込んだものの、やっぱり負けてしまい ヤケになってカキピーを食べていたとき、 ベスト４を目指した試合は４−２で負けてしまったとの一報が。

残念、惜しかった。でもよくやった。
いえ、馬じゃなくてフットサルの方。

競馬は結局、第１レースの安い的中一つだけで１日が終わってしまいました。 でも一緒に行った若手社員たちは、９人中３人が黒字という見事な成績。 競馬チームもなかなかやりますねえ。 今度健康保険組合で馬券対抗戦をやってくれないかなあ。 強いチームが作れるぞ、きっと。 あ、でも私がメンバーから外されちゃうか。

ところで先々週のこのコラムで、 「組織のトップにある者は、問題が起こったら、 潔く辞めるのではなく、最後まで解決に努力すべきだ」 と書いたのですが、それを読んでいなかったのでしょうか、 阪神タイガースの岡田監督は。

巨人に１３ゲーム差をひっくり返されたのですが、 まだクライマックス・シリーズ（ＣＳ）も日本シリーズもあるわけです。 「みんな悔しいよな。俺も悔しい。 でも俺たちの力はこんなもんじゃない。 次のシリーズで我々の実力を見せてやろう！」 と鼓舞するのが監督の役目のはずです。 「これからシリーズがあるけど、 俺はもう辞めるからね」 と言われた選手たちはやる気を出せるんでしょうか。

しかも大事なシリーズを前に、フロント陣は次期監督選びに奔走しています。 尋常ではありません。 私の想像ですが、恐らく岡田監督もそれは分かっていたはずです。 シリーズの前にゴタゴタしたくないと思っていたはずです。 それをさせない、何らかの動きがあったのではないでしょうか。 この球団お得意のお家騒動が。

去年の日本シリーズ直前の日本ハムも同様でした。 大事な練習期間中、当時のヒルマン監督は渡米していたのです。 その理由は、翌年大リーグのロイヤルズの監督に就任が内定してその発表会に。 呆れちゃいますよね、「みんな、しっかり練習しといてね。 私は次の仕事の件でちょっとアメリカに行ってくるから」ですもの。

この就任発表会はロイヤルズ側の都合で決めたもので、 ヒルマン監督も仕方なく出かけたというのが真相のようですが、 それにしても選手にはやる気など出るわけがありません。 日本シリーズは中日に惨敗。

今年の阪神タイガースも同様で、 日本シリーズ進出は難しいと思います。 やっぱり組織は一枚岩になっていなくては・・・ ただ、あまりに当たらないことで有名な私の予想だ、 というのが阪神ファンの頼みの綱でしょう。

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