2009/2/22

本当に全企業が不景気？

不況が深刻化しそうな状況です。 新聞の報道でも「日本経済はかつてない景気の急降下に直面しており、 景気後退は深く長いものになりそうだ」と述べられています。

確かにどの業界の人と話をしても「悪い！」の言葉しか聞こえてきません。 特に製造業の業績悪化は深刻で、 雇用調整が正社員にも波及する段階に入りつつあるようです。

ただ、大企業の多くは少々のことではビクともしないだけの 資産を持っています。 それなのにほとんどの企業が、決算について暗い見通しを発表しています。 「不況だと皆が認識している時期なので、 理解してもらえるだろう」 ということで、この時とばかりに不良債権を整理したり している企業もあるのでは？ と勘ぐりたくなることもあります。

政治の世界も同様で、 どうせ支持率はこれ以上は下がらないだろうと思っているのか、 閣僚の不祥事が相次いで表面化しています。 ホント情けない。

ウチの会社は今のところ業績は順調なのですが、 これだけ不況ムードが濃くなって日本経済の元気がなくなると、 ４月以降はこれまでほど簡単にはいかなくなるでしょう。 そのために昨年暮れから今年にかけて社内の体制を変え、 新たな部署を作って準備を整えているところです。

少なくとも、周囲がみな不景気だからこちらも不景気のように振舞う、 ということだけはしないよう心がけています。

最近、花粉症に悩まされてはいるものの、 競馬は好調だし、仕事は充実しているし （あ、仕事の方を先に書かなくちゃダメか）、 元気一杯で「未曾有の不況」に、いざ挑む覚悟です。

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