2009/5/10

将来を背負う逸材が快挙

以前、このコラムで書いた全日本ポーカー選手権の 予選会がこの土日に行われました。 総勢７００人が１４のグループに分かれ、 各グループ（５０人）で上位６位までに入れば 次週の決勝トーナメントに進出できる、 という狭き門の予選会。

当社から精鋭１０名が挑みました。 社員の多くは、毎月の練習会には参加しているものの、 キャリアはせいぜい１年。いつも仲間内での練習。 他の参加者には、キャリアの長い人や海外のカジノでのプレー経験も 豊富な人が少なくないので、予選を通過するのは簡単ではないのです。

私を含め７名が土曜日のグループ、３名が日曜日のグループにエントリー。 他人との試合経験が少ないので、 みな強い緊張感の中で試合開始を迎えたことでしょう。

私の結果は・・・言いたくないけど残り２２人ぐらいで敗退。 まったく見せ場が作れませんでした。 土曜日参加の中ではＯ君が大健闘。 早めに敗退した私も後ろで応援しながら見ていたのですが、 上位９名にまで残り、おお、これは予選通過できるかも。

と思ったところから手が悪くなりジリジリ後退。 結局は６位までに残れませんでした。

こうして土曜組は全員敗退。 やっぱダメだったか。Ｏ君は本当に惜しかったけど。 さあ明日の３人に期待しよう。 家で朗報を待ってるからね。

そして日曜日。１２時半にＨ君から第一報。 「３人とも残り２０人に入っています」 おお素晴らしい。

１３時、「Ｙさんが上位１０人に残っています」 Ｈ君とＮ君は残り十数名で敗退とのこと。 そうか、Ｙ君だけが頼みの綱か。頑張れよ。 あと４人を飛ばせば予選通過だ。 イケそうだぞ、これは。

１３時３７分、「Ｙさん、残り７人に。 持っているチップの量は４番目ぐらい」 ようし、あと一人だ。落ち着いてプレーすれば大丈夫。

そして１３時４９分、「Ｙさん、予選通過しました！」の朗報。 やった！！ これは快挙だ！ 毎月練習した甲斐があったね。 レポートしてくれたＨ君、ありがとう。

Ｙ君はプレーに臨む姿勢が真面目だし、 勝負度胸もあるし、当社のポーカーチームの将来を 背負っていく逸材です（そんな誉められ方されたくない？）。

ただ、予選を通過しても先は長いんです。 東京予選を通過した８０数名のほか、 大阪予選やインターネット予選を通過した人、 シード選手など１００名を超える人たちとの決勝トーナメント。 これに優勝するのは本当にイバラの道です。 体力も必要ですので、前日はゆっくり休んでください。 あ、金曜日の夜は社内のイベントで飲み会か。 皆さん、二次会には誘わないであげてね。

でも決勝戦は実力者たちと腕を競えるし、とてもいい経験になります。 楽しんできてほしいですね。

今回、Ｙ君が予選通過できた第一の勝因は私です。 「予想が外れることでは右に出る者はいない」という定評のある私が 「予選通過者はゼロでしょう」と断言したことが今回の好結果に つながったのです。それを踏まえて・・・

来週の決勝戦。Ｙ君の活躍を期待したいところですが、 まあ優勝はできないでしょう。これだけは断言できます。

実を言うと、「予選通過はゼロ」と言っておけば その予想が外れて一人や二人は通過できるだろう。 あわよくば、自分がその中に・・・と思ってたんですけどね。

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