2009/10/4

面白いゴルフの飛び道具

先週の日曜日、社員のＭ君から強力な武器を借りて 友人とのゴルフに臨みました。 Ｍ君は私のゴルフのライバル（と私が思っているだけで、 本人は私など相手にしていないようですが）。

その武器とは、ＧＰＳを使った位置検索端末で、 自分が立っている場所からグリーンまでの距離が 正確に表示される、という小型端末。

実際にはグリーンだけでなく、 「右に見えるバンカーまでの距離」とか 「左にある池までの距離」などが分かるのです。 ゴルフ場内のすべてのグリーン、バンカー、障害物などの 位置が予め登録されていて、 自分が立っている場所からの距離が表示されます。

日本の９５％のゴルフ場のデータが入っているということで、 これは便利だ。

で、実際に使ってみたのですが・・・ とても面白かったですね。 ゴルフ場の表示では「３８０ヤード、パー４」と 示されていても、実際の距離は３００ヤードしかないことが分かったり。 まあ、自分のいる位置（緯度・経度）からグリーンの位置までの直線距離が 表示されるので、実際にプレーする距離と異なるのは分かるのですが、 ゴルフ場の表示がこれほどいい加減だとは思いませんでした。

偶然にも、一緒にプレーした友人が 別のメーカーの同種の端末を持っていました。 あるホールで、その友人の球と私の球の両方が 「残り１００ヤード」の杭が立っている近辺にありました。 「あれ？ オレの端末にはグリーンまで７０ヤードって表示されてるぞ。 そっちは？」「こっちも６９って出てる」 「そうか、ゴルフ場の杭はいい加減だなあ。７０ヤードぐらい打とう」

二人とも思い通りのショットを打ったのですが、 全然グリーンまで届きませんでした。 そう、ゴルフ場の杭が正しかったのです。 というよりは、端末の表示が誤っていたのです。

ＧＰＳがエラーを起こすはずはないし、 最近グリーンの位置を変えたような形跡はないので、 おそらくグリーンの緯度・経度として誤った数値が登録 されてしまったのでしょう。 いずれにせよ、機械を盲目的に信じちゃダメ、 ということですね。

それと、正確なショットを打てるかどうかが問題です。 この武器を使って正確な距離が分かっても、 毎回ちゃんとその距離を打てるだけの技術が身についていないので・・・

でも、これを持ってプレーすると 「池まではまだ遠いから思い切り打って大丈夫だな」 という安心感を持てるなど、プレーの幅が広がるし、 もう少し安ければ買ってもいいなと思いました。 定価２万円強だそうですが、そこまでは払いたくないです。

なにせ私はゴルフの道具にはお金をかけない主義で・・・ 今回も、少し前に中古で買った４番ウッド（２５８０円）を 初めて使ったのですが、これが凄かった。 ４回使ったうち３回がナイス・ショット。 私にしては天文学的な数字です。 コストパフォーマンス最高！

ようし、このクラブは大きな武器になるぞ。 次のコンペでＭ君にひと泡吹かせてみせよう。

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