2010/3/14

偉大なファイターに感動

土曜日の夕方帰宅した後、 日曜日の夜まで一歩も外に出ずに グータラな週末を過ごしました。 見たいテレビが目白押しだったのです。 すべてWOWOWの番組。

土曜の夜は「グレート・ネイチャー」という シリーズの第６回。 毎回、地球上の様々な生物の生きざまを 描くドキュメンタリーで、素晴らしい内容なのです。 今回は米大陸太平洋沿岸に大量発生する 植物プランクトン。それをエサにして 大量発生する動物プランクトン。 それを食べようと億単位で回遊してくるニシンの群れ。 それを目がけて集まるトド、シャチ、クジラ・・・ 食物連鎖を美しい映像で描いています。

クジラと言えば、最近は捕鯨船が攻撃されたり、 イルカ漁を非難する映画が賞を取ったりしたことが 報道されています。 様々な考えがあるのでしょうが、 私としては「他国の食文化に口を出すな」 という意見に基本的に賛成。

ただ、色々な思惑や政治的背景もあり、 簡単には解決できなさそうですね。 残念ながら日本は国際的な政治力や リーダーシップには欠けているのが現状ですし。

日曜は朝から競馬を見て、午後はWOWOWでボクシング観戦。 マニー・パッキャオというスター選手の試合を 衛星生中継してくれたのです。

ご存知ない人も多いと思いますが、 パッキャオはフィリピン人で、 計５階級で世界チャンピオンになってるスーパースター。 それもフィリピンでのスターというよりも、 米国内で超人気選手となっているのです。

米国ではこれまで、人気ボクサーと言えば 米国人、またはメキシコなど中米の選手に限られていたのですが、 今のパッキャオの人気は例外的。 米国人にしてみれば、 自分が応援する選手がパッキャオに次々と倒され、 気がついたら彼のファンになっていた、 というところでしょうか。

今回はダラスのフットボール・スタジアムに ４万人の観客を集めての試合でした。 ＫＯはできなかったものの、 最後までスピードが衰えず、 感動的なボクシングで完勝してタイトルを防衛しました。

約１時間半の間、私を競馬中継から遠ざけて、 出費を減らしてくれたことにも感謝！

いつの日か、米国本土でこれだけの 客を集められる日本人アスリートが出てくるといいんだけど。

夕方からはゴルフと相撲を見て、夜は WOWOWで私が大好きな作家・ 横山秀夫原作のドラマ。 今週から始まった、１話完結のシリーズもの。 今回は原作を読んだことのない話だったのですが、 秀逸なドラマでした。

たまにはこうして（競馬中継以外の）テレビを 楽しむ週末があってもいいですね。 家内は出かけていたので一人のんびりと、 夜までずっとパジャマの上にトレーナーを着ただけで 過ごせて最高でした。

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