2010/9/19

彼らもチーズが好物か？

先週のオランダ出張は弾丸ツアー。 日曜日の夜に現地に着き、そのまま例の狭いホテルで１泊。 翌月曜日の午前中が唯一の自由時間。 昼から訪問先企業に移動し、夕方からレセプション。

火曜日は終日セミナーに参加し、 夜は再びレセプションに出席。 水曜日の午前中はまたセミナーに参加。 昼ごろ空港に移動し、 夕方発の便で帰国しました。

うーん、インターナショナル・ビジネスマンみたいだ。

短い自由時間は、ゴッホ美術館に足を運びました。 絵画にすごく興味がある、というわけではないのですが、 せっかくアムステルダムに来たので。

もし競馬場があったらそちらへ行ってたかも。 でも残念ながらオランダには競馬がありません。

美術館には感動しました。今まで外国の美術館にもいくつか 行ったことがありますが、ここが最高かも知れません。 日本語の解説が聞けるオーディオ装置も借りたのですが、 その説明も分かりやすく、十分に価値がありました。 ちなみに入場料は１４ユーロ、オーディオは５ユーロ。 合計で２千円強。

食べ物はどうだった？ 帰国後何人かに訊かれたのですが、 あまりよく分かりません。訪問先企業で食事が振舞われたので、 自分で食べたのは初日の夜、２日目の昼、そして最終日の空港 での軽食だけ。

これが２日目のランチ。ダッチ・サンドイッチ （チーズと野菜）にカフェラテ。 まあまあイケました。合計８ユーロ。 チップを払って約千円。 ハイネケンの直営レストランで かなり広い。でも私の席から少し 離れた床の上をネズミがチョロチョロ してました。

写真はありませんが、最後に空港のカフェで 食べたホット・チーズ・サンドイッチも 結構イケましたね。４ユーロと安かったし。 でも、なんとこのカフェ内でもネズミがチョロチョロ。 オランダ人が好きなチーズがネズミの好物だからでしょうか。

先週の本コラムで「電車は入場も退場も改札なしのフリーパス。 そんなに信用していいの？」と書きましたが、 その後いろいろ調べてみたら、 もし正しい切符を持たずに乗車して車内検札で見つかると、 高額の罰金を取られるとのこと。

でもコインをたくさん持っていないと自動販売機で 切符が買えません。 クレジットカードを使ったり、窓口で購入したりすると、 １枚につき１ユーロ程度の手数料を取られるそうです。 数ユーロの切符に１ユーロは馬鹿馬鹿しいので、 私は常にコインをたくさん集めるよう努めました。 紙幣で買えるようにしてほしいなあ。 販売機近辺に両替機も見当たらなかったし。

アムステルダム市内の移動には 写真右側に写っている市電 を主に利用。数分に１本の割合で 走っているので便利。 この写真はゴッホ美術館の前の通りですが、 いかにもヨーロッパの町並みといった雰囲気です。

アムステルダム市内は、ホテルやレストランの従業員も 市電の運転手も英語を話すので、 とても楽でした。観光も目玉産業の一つに なっているせいかも知れません。 ドイツだったらそうはいかないよ、 とセミナーで会ったドイツ人が言っていました。

駆け足の旅行でしたが、 ビジネス上で得たものも大きかったし、 電車と徒歩だけでの移動も楽しかったし、 充実した３日間でした。 次にオランダ行くことがあれば もう少しノンビリしたいけど・・・贅沢かな。

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