2011/4/10

若いパワーに大きな期待

先週「過剰な自粛はおかしい」 と書いたのですが、偶然にも先週 「自粛をやめよう」気運が日本中に一気に 高まりました。

いいことだと思います。

斎藤佑樹投手が北海道日本ハムファイターズに 入団したとき、北海道に５８億円の経済効果を もたらすという報道がありました。

その内容を説明するＴＶ番組で見たのですが、 第二次、第三次効果まで計算するとのこと。 たとえば「Ｔシャツなどのグッズが売れる」のが 第一次効果だとすると、「グッズ製作会社が儲かり、 そのお金で会社の社屋を建て替えれば建築会社が儲かり、 そのお金で建築会社が備品を買い替えれば ・・・」と二次、三次の効果 まで期待できるというわけです。

自粛はまったくその逆ですものね。 二次・三次のマイナス経済効果が生じてしまいます。

さて、そのプロ野球も間もなく開幕です。 今の状況ではやや盛り上がりに欠けるのはやむを得ませんが、 ぜひ真剣なプレーを見せてほしいと思います。 仙台を本拠地とする楽天は厳しい戦いに なりそうですが、何とか結果を出して ほしいものです。

嬉しいことに、今年は若い選手たちの 活躍が大いに期待できそうです。 二十代前半の選手たちがこれほど 期待される年は珍しいのではないでしょうか。

ゴルフの世界でも、今開催中の マスターズでは、３日目を終わって ２１歳のマキロイが首位、 日本の１９歳の二人も健闘しています。 やはり若いパワーというのは、見ているだけで 元気がもらえる気がします。

野球に関してもう一つ嬉しいことがあります。 今年からすべてのＴＶ局で、 野球中継での画面上のストライク・ボールの数が 「ボールの方を先に表示」するようになりました。 アナウンサーもボールの方を先に言うように 変わっていくことでしょう。 １年以上前に私がこのコラムで希望したことが、 ようやく実現しました。 真の国際化に一歩前進です。

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