2011/12/25

激動の１年も残り１週間

今年も残り１週間。日本にとって本当に凄まじい１年でした。

私が生まれて６０年の間、大きな事件はたくさんありました。しかし今年の震災そして原発事故は、百年後、千年後の歴史の教科書にも載るであろう出来事で、その意味では私にとって人生最大の体験でした。

被災した方々は、今でも、そして今後も長い間、厳しい生活を強いられることになりますが、この危機を乗り越えたということで千年後も語り継がれるようになってほしいですし、それは絶対に可能だと信じています。

仕事の上では大きな影響を受けたとは言え、生活の上では直接的・物理的な被害は受けていない私がこのようなことを言うのは無責任であることは重々承知していますが、被災した方々へは今後もできる限りの応援をしていきます。

震災の件を別にしても、私にとってはやや低調な１年でした。来年は巻き返しの年です。

悪い時期は（良い時期もですが）長くは続きません。先々週のコラムで紹介したＮＦＬのインディアナポリス・コルツ。優勝候補だったのに主力選手の怪我で開幕から１２連敗。次の試合も予想どおり敗れたのですが、その後奮起してなんと２連勝。しかもかなりの強豪相手に。

優勝争いとは無縁な位置にいて、モチベーションも下がり、チームの雰囲気も悪化していたようなので、「もう０勝１６敗で終わってもいいや」と思ってしまいがちなのに、最後まで諦めずによく頑張りました。

悪い時期は長続きしない、というのは、あくまでそれを乗り越える努力をした場合、に限られます。私も、たとえ苦しい時期が続いても常に高い目標を掲げて歩み続けたいと思います。

来年も当コラムにぜひお付き合いください。楽しいお正月を！

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