2012/4/15

考えて放映してよＮＨＫ

ダルビッシュ投手が二度登板しました。 内容に関してはあれこれ言われていますが、まあ 結果をあせらずにマイペースで やっているようなので（本人のブログや ツイッターでの発言による）、今後の活躍は十分に 期待できると思います。

２試合とも録画して見たのですが、ＮＨＫの 放映の内容・方針に少々疑問を感じました。

デビュー戦はＢＳではなく総合テレビでの放映でした。 イチローや川崎のいるマリナーズとの対戦だった し、日本の多くのファンがダルビッシュの ピッチングを楽しみにしていたはずで、その点を 考えると総合テレビにしたことはＮＨＫの英断だと 思います。

ところが・・・

毎時00分にニュースを５分ほど挟むんですね、ＮＨＫは。 そして00分の時点でどちらかが攻撃中だと、「ニュースは このイニングが終わってからお送りします」となるのです。

そして運が悪いことに、10:00も11:00もダルビッシュが 所属するテキサスが攻撃中。したがって、その回が 終わってからニュースを挟んだため、次の回の ダルビッシュのピッチングの冒頭がカットされてしまい ました。

二度目（11時すぎ）は、ニュースが終わって試合に 戻ると「この回の先頭打者、川崎がダルビッシュから ヒットを打ちました！」と過去形。

つまり、日本中が注目する試合を放映して、中でも注目 度の高い対決部分はライヴで見せなかった、という訳です。

何を考えているのか分かりません。

なぜダルビッシュのピッチングの後まで 待てないのか・・・いや、どうせならテキサス の攻撃中だった00分ちょうどに 予定どおりニュースを挟めばいいのに。

緊急性の高い内容のニュースではなかったので、余計 そう感じました。

まあ、帰宅後ビデオで見ている訳だから、どっちみち 緊急性は感じないのかも知れないけど。

また、きょう日曜日の２試合目を見て、現地からの 映像に対する処理方法にも疑問を感じる点がありました。 少々長くなるので次の機会に書くことにします。

大リーグ中継をテレビで見るときは、副音声の英語の 実況を聞いています。英語力を維持したいのと、現地 メディアの色々なコメントに興味があるので。

きょうの試合で感じたのは、コメンテーターの ダルビッシュに対する期待度の高さです。「こういう 状況ではこういうピッチングをすべき」といった 表現の中に、ルーキー扱いではなく、高いレベルの 投球を期待していることが読みとれました。

放送の中で「今年のＭＬＢの５大トレード」と して、プホールズ、フィルダー等の大物と並べて 「日本ハムファイターズからテキサス・レンジャーズ に移籍したダルビッシュ」を５番目に挙げていたほどです。

ややスロー・スタートですが、５月〜６月頃には 米国の野球ファンを唸らす活躍をしてくれている、と 信じています。

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