よくある誤った思い込み

正しいと思い込んでしまっていることって、よくありますよね。本当は間違いなのに。

私の場合は、アボカドをアボ「ガ」ドだと思っていましたし、イラクの首都バグダッドをバクダットだと思っていました。どちらも三十歳ごろまで。

一番ひどいのは、名刺の「刺」という漢字の左側（偏）の真ん中部分は「口」だと、ずっと勘違いしていました。四十歳過ぎまでかなあ、恥ずかしい話だけど。

話は変わって、最近のお笑い番組での人気者はスギちゃん。けっこう面白いと思います。いつかは飽きられるのでしょうが。

あるバラエティ番組で、スタジオ内の出演者に「最近流行っているギャグは？」というクイズを出し、フリップに書かせました。

するとほぼ全員がスギちゃんのギャグを書いたのですが、その約半数が「ワイルドだぜぇ」という回答。なるほど。

ところが、ここでビックリ。実はスギちゃん自身も出演していたのですが、本人いわく「それはオレのセリフじゃないぜぇ」

本人によると、彼のギャグは「オレは・・・したんだぜぇ。ワイルドだろ」であり、「ワイルドだぜぇ」とは言わないとのこと。

ふーん、そうだったんだ。気づかなかった。

回答者にはお笑い芸人も含まれていて、彼らも誤った回答を書いていました。二つのセリフがゴッチャになって、そう思い込んでいたんですね。大した話ではないけど、面白い。

きょう日曜日、私も大きな勘違いをしました。京都競馬と東京競馬のメインレース。両方とも自分が買っていた馬がボロ負けする姿をＴＶで見て、あ～あ。またきょうもダメか・・・

でも、後で気づいたのですが、「この馬を買おう」と思っていて、米国女子ゴルフの試合を見始めたら宮里藍ちゃんが優勝争いの真っ最中。そのままゴルフを夢中で見ていて、結局馬券を買うのを忘れていたのです。

買った、と思い込んでレースを観戦。ああ５千円負けた、と思ったら負けてなかった。藍ちゃんのおかげです。

それは単に物忘れがひどくなっただけでしょ、と言う人もいるかも知れませんが。

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