2012/5/13

友人の住む町が竜巻被害

私の友人の一人、中学校の同級生だった女性は、栃木県の 益子に住んでいます。

益子と言えば有名なのが焼物。そう、実は彼女も陶芸家で、長い 間この地に住んで作品を作り続けています。

先週の日曜日、北関東を大きな竜巻が襲いました。 多くの方々が被害に遭われたというニュースを見ながら、ふと益子 は大丈夫だったかな、と思いました。

すると先週半ば、彼女から我々同期の仲間宛てにメールが 送られてきました。

・近くでは10トントラックが横転するほどの凄まじさだった。　 ・ＧＷ最終日で多くの観光客が来ていたが怪我人は出なかった のが不幸中の幸い。　 ・自分の家は無事だったが、多くの友人の家屋や 販売テントが被害を受けた。

といった内容でした。

益子町の公式サイトによると、重軽傷者が７名、建物全壊 ５７棟、半壊２６棟、一部損壊３８７棟という被害状況。 現在、益子町では瓦礫撤去等のボランティアを歓迎している、と のこと。私は活動に参加できず心苦しいのですが、彼女の メールには「多くの方に 益子の現状を知ってほしい」と書かれていました。

建物だけでなく、陶芸家たちの作品も数多く破損した ようです。心を込めて作品を作る様子を友人から聞いて いただけに、さぞかし作者の皆さんは心を痛めたことと推察します。

それにしても、被害に遭った方々にとっても、竜巻 というのは想定外のことだったでしょう。 防ぎようのない自然現象だし、もし 事前に発生警報が出されたとしても対処する術がありません。

私も四十数年前、高校時代に米国のカンザス州に ホームステイをしていたのですが、近くを通る竜巻 を見たことがあります。実際には数キロは離れていた のでしょうが、こちらにやって来るのではないか、と 黒い煙の塊に恐怖心を覚えました。

益子の町はとても雰囲気が良く、家内と一緒に何度か訪ねて います。 ６〜７月には週末に時間を作れそうなので、また 訪問して何か役に立つことをしてきたいと思っています。

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