2012/7/29

これインサイダー取引？

私にとって先週のビッグニュースは 「イチロー選手のトレード」でした。

大リーグに移ってから数年間、毎年現地で 彼の試合を見てきました。 本拠地のシアトルだけでなく、アナハイム やオークランドでも。

ここ数年は日本でＴＶを見ながらの声援でしたが、 彼が私の最も好きなアスリートであることは、 今でも変わりありません。

今回のトレードは彼の方から申し出た、という 報道ですが、その真意はよく分かりません。 彼は本音を語らないし、皆が勝手に 色々と推測あるいは想像しているだけで、 真実は永遠に謎のままでしょう。

私も「勝手な想像者」の一人として考えた のですが、恐らく引退へのプレリュードなのでは ないでしょうか。

つまり・・・・あ、詳細を書くのはやめておきます。 くどい内容になってしまうし、 だいいち単なる想像でしかないので。

ところでロンドン五輪が始まりましたが、 数日前に時事通信が「聖火の最終点火者は？」 という面白いニュースを配信していました。

簡単に書くと「誰が最終点火者になるか、 予想の論議が白熱していて、英国内の ブックメーカーでの賭けの対象にもなって いる。往年の五輪金メダリスト二人が 有力候補と見られているが、その二人が 『私の方がふさわしい』と言い合って 激しい論争が・・・」という内容。

結局は「若手アスリート７人で点火」 という、賭けの対象とすればやや拍子抜け の結果になりました。

ちょっと疑問に思ったのは、賭けの項目の中に 「複数の若手」というのがあったのか、 ということ。

そしてもう一つ、候補に挙がっていた 人たちは、開会の数日前には （何の連絡もないので）自分ではない、 ということは分かっていたはずです。

本人たちだけでなく、その家族や 周囲の人々も当然それを知り得た訳です。 たとえば落選がショックで、 心を癒すためにすぐに 旅に出ようと思って航空券を予約したら、 旅行代理店や航空会社の社員も 「あの人は当日は海外に行っている。 聖火走者では有り得ない」と分かります。

そういう人々がブックメーカーで賭ければ、 一般人よりも的中確率は高くなります。

そういった情報を元に儲けた場合、それって インサイダー取引として罰せられる のでしょうかねえ。私設ブックメーカーでの 賭けに関する英国の法律はどうなって いるんでしょう。

まあよく考えたらどうでもいい話なんですけど、 とても知りたいです。

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