2012/10/8

家族を大切にしなくては

９月のある休日、家内とお墓参りに行って来ました。

私は二十代で父親を亡くし、三十代半ばで 母親を亡くして、結局親孝行らしきことは まったくできませんでした。

お彼岸の時期に埼玉にあるお墓へお参りに 行くことぐらいしかできないのですが、お墓に 向うと少しは神妙な、かつ穏やかな 気持ちになることができます。

中年になって以降、数年に一度ぐらいの頻度で 「死ぬというのはどういうことなのか」を 真剣に考えることがあります。でもいつも 結論は出ないまま。

死に対する恐怖心はないのですが、死後 を案じて宗教や信仰に走る人の気持ちは理解できます。 楽に死ねるか、安らかに天国（極楽）に行けるか、など 様々な不安が、信仰に頼ることで払拭できる のであれば、それはそれで価値があると思います。

私自身は信仰とは程遠い人生を歩んでいるし、それは 今後も変わらないでしょう、たぶん。

でもやはり一番大切なのは家族。 特に仕事をリタイアして第二の人生（というか老後）を 歩む上で、カミさんのいない生活など とても想像できません。大切にしなくては。

ビールがなくなりそうだったら言ってね。 週末のうちに一箱買ってきてあげるから。 一緒にゴルフに行ったりお墓参りに行ったり するとき、昼食にビール飲んでいいよ。 ちゃんと私が運転するから。

うーん、大切にしているなあ。

お酒関連ばっかりだけど。

ところでこの週末、社員Ｋ君の結婚披露宴に 出席してきました。

とても素敵な披露宴で、新婦（彼女も 元当社社員）のご両親へのお手紙では、家族 に対する思いが感動的に伝わってきました。 家族の大切さを本当に分かっている人で あることが、言葉の端々に表れている 素晴らしい内容でした。

さらに新郎Ｋ君がお開きの際に 感極まってしまい、その姿を見て、本当に 純情な青年なんだなあ、と二重に感動 してしまいました。

きっと素晴らしい家庭を築かれることでしょう。 お幸せに。

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