2013/3/3

データは豊富なんだけど

私の遊び仲間（主に競馬、ゴルフ）は同年代が 多いのですが、ほぼ全員が文系で現代の 様々なＩＴ機器を使いこなすのに苦労しています。

そういう私も、この業界にはいるものの、文系 だし、コンピューターの専門家でもないし、彼ら と大差はありません。

それでも仲間からは「彼はパソコン等には詳しい」と勘違い されているようで、それを払拭するのが一苦労。

２週間前の日曜日の朝、友人の一人で私より少し年配の Ｆ氏から携帯にメールが。

「いま競馬場にいるんですけど、パソコンが 立ち上がらないんです。画面が黒いままで。 どうしたらいいでしょう」

はあ？ そんなこと、私に聞くの？

昨年からJRAの全競馬場・全ウインズで無線LANが 利用可能になり、それまでは主に通常の馬券を 買っていたＦ氏も、最近はもっぱらパソコン で購入するようになったようです。

うーん、状況が分からないしなあ。 ウチの社員なら解決できると思うけど、こんな 用事で日曜日に手を煩わせたくないし。

そのとき、以前に私も同様な 経験をして、社員の一人にヒントをもらい、その 通りにやってみたら解決したことを思い出しました。

ダメかも知れないけど試してもらおうか、とＦ氏 の携帯にその解決策を送ったところ、２分後に 「動きました！ ありがとう！」の返信。

ああよかった。

いや、待てよ。「直りませんから今日は 馬券を買うのをやめた方がいいです」 と伝えた方がよかったかなあ。 どうせ負けるんだろうから。

彼はある週刊誌にコラムを持っているので、たぶん 翌週は今回の件を書くんだろう なあ、と予想したのですが・・・

予想的中。私のおかげ（大したことではないけど）で 直ったことが書かれていましたし、さらに 「せっかく直ったのに全然当たらず大敗」とのこと。 こっちの予想も的中だ！

その日の夕方、今度は出版社の役員を務める 友人Ｍ君からメール。

「きょうは散々だったよ。○○（騎手名）から 買ったんだけど惨敗。○○って、確か 寒い時期は毎年好調で勝ち星も多かったと思うんだけど。 思い違いかなあ」

そこで、すぐにその騎手の成績を調べてみました。 手元に自作のデータベースがあるので簡単に 判明し、数分後に返信。「はい、思い違いですよ。 ○○の過去10年の１・２月の成績は・・・」

またすぐにＭ君から返信メール。「そうだったか。 しかし、よくそんなに早く調べられるねえ。 大したもんだ。ウチの週刊誌に来ない？」

お言葉だけ有難く受け取っておきます。

ただ、多くの友人から言われるのが、「お前は そんなにデータを持っていて毎週分析しているのに、どうして 勝てないの？」

大きなお世話です。

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