2013/7/14
これが千円?これで千円?
１週間ほど前、友人の一人と実にくだらないゲームをやり、結果も実にくだらないもの（私の負け）に終わりました。
負けた方がランチを奢る、ただし1500円以下、という約束だったので、仕方なく「何を食べたい？」と尋ねると「マクドナルドのハンバーガーかな」
おお、そんなのでいいの？ 安上がりだなあ。まさか10個も食べる訳ないし。
すると「今ねえ、毎週土曜日に千円の特別なハンバーガーを発売してるんだ。それを食べてみたい。自分で千円使う気にはならないけど、奢ってもらえるならいいチャンスだもん」
なにぃ？ 千円のハンバーガー？ そう言えば新聞で読んだような気がする。興味がなかったので飛ばしちゃったけど。
ということで、昨日の土曜日、中年いや熟年のおっさん二人でマックへ。もしかしたら売り切れるかも、という彼が心配したので（私は別の物がいいので売り切れでもいいんだけど）、秋葉原で待ち合せることにしました。ここなら駅周辺にマックが４軒もあるので（そんなに要らないでしょ）、売り切れることはなさそう。
マクドナルドのハンバーガーかあ。最後に食べたのはいつだったかなあ・・・15年前？ いや20年？ もっと前？
米国に時々行っていた時期でも、４大格安バーガー・チェーンの McDonald's, Burger King, Jack in the Box, Carl's Jr. にはまったく行かず（飲み物だけ買いに行ったことはあるけど）、唯一 In-N-Out というチェーン店だけは美味しいのでたまに足を運ぶ程度でした。
今回は彼だけにご馳走すればいいので私も食べる必要はなかったのですが、せっかくなので千円の超高級ハンバーガーを味わってみることにしました。
店はかなり混雑していて、多くの人がこの特製バーガーを注文している様子。ファスト・フードなのに20分ぐらい待たされました。でもその間、お店の人が無料でお茶を配給してくれて、サービスは行き届いています。
そしていよいよ出来上がりました。番号を呼ばれてカウンターに行くと、高級ブティックのような紙袋を渡されます。これでリッチな気分になる人もいるのでしょう。
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← 高級感漂う箱の中に
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今回発売となったのは、トリュフのソースがかかっているという「ブラックダイヤモンド」というゴージャスな名前のハンバーガーです。さあ中はどうなっているか、バンズのトップを開けてみましょう。
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ていねいな説明書まで付いていて、それによるとバンズは卵黄をたっぷり使ったブリオッシュ。黒いダイヤとも言われるトリュフのソースをデミグラスソースやフォンドボーと合わせた濃厚なソース。香り豊かなエメンタールチーズが・・・以下略。
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しかし残念なことに、ソースの味が私には濃すぎました。特に塩分が強すぎて、３分の２ほど食べたところで、うーん、もういいかな。
何だか無駄な2200円を使ったような気が（友人はポテトと飲み物を付けて1200円）。でも若い人にはうける味なのかも知れません。千円の価値があるかどうかは、普段からハンバーガーを食べている人の声を参考にした方がいいでしょう。私にとっては「いい経験をした」、ただそれだけです。
今度マクドナルドのハンバーガーを食べるのは、また20年後になるのでしょうか。
生きてるかな？
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