2015/8/16

複雑な筋は追い切れない

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

日中はまだ猛暑ですが朝晩はかなり過ごしやすくなりホッとしています。

今週末は横浜に映画ミッション・インポッシブルを観に行きました。

このシリーズが「スパイ大作戦」という60分のＴＶ映画として毎週放送され始めたのは、1960年代の後半、私が高校２年生ぐらいだったでしょうか。毎週夢中で観た記憶があります。

このＴＶ映画「スパイ大作戦」の特徴は、とにかく登場人物が分かりやすかったこと。数人の諜報員から成る主人公たちvs悪人たち、という単純な設定で、任務遂行のための作戦は少々複雑なケースもありましたが、あとは（水戸黄門のように）子供でも理解できる明快なストーリーでした。

それにひきかえ、映画のシリーズは人物の設定がとても複雑。ある機関に属する諜報員が別の機関に潜伏操作に入った、と思ったらその身分がバレそうになりさらに元の機関から見捨てられ・・・登場人物の背景をそんなに複雑にする必要があるのかなあ。

私は複雑なストーリーを追うのが面倒なんです。以前にもトム・クルーズ主演の別の映画で設定があまりに分かりづらく、途中で映画館から逃げ出したことがあります。歳のせいなのでしょうか。

またＴＶの連続ものに関しては、あらすじを１週間覚えておくのが面倒なので、観ることはほとんどありません。今週からWOWOWで始まった刑事ドラマも、たぶん４〜５週間にわたる連続もので面白そうな内容なのですが、毎週「あれ？先週は何が起こったんだっけ」状態になるのが明らかなので、全話を録画して一気に観ようと思っています。

今回の映画「ミッション・インポッシブル」は、冒頭から一生懸命に設定や人物の背景を理解しようと集中して観たので、こんな私でも最後まで追うことができました。それにカーチェイスを始めとするアクションシーンは大迫力で十分に堪能できました。

やはり映画館で観るに限りますね。シニア割引や夫婦割引を使えば1100円とお得ですし。

シニアと言えば、東京競馬場や中山競馬場には65歳から利用できるシニア席があり、私もあと約２か月でその年齢に到達します。同級生の競馬仲間の中では私がいちばん誕生日が遅いので、私が65になれば全員が65歳。ぜひその特権を利用しようと今から計画しているところです。

騒がしいジジイ集団になるんだろうなあ、きっと。

ご意見・ご質問のある方は、ぜひメールでお寄せください。必ず返信します。
toshiki.karasawa@nifty.com
私の会社のアドレス宛でも構いません。なおお送りいただいたコメントは本ページで（お名前は出さずに）紹介させていただくこともありますのでご了承ください。