2017/2/5

割引券は実質無期限有効

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

今はいろいろな店でポイントカードや会員カードを発行していますが、なんだか面倒なので３〜４枚しか作っていません。

ファミマで買い物して「Ｔカードをお持ちですか」と聞かれ、持っているのに出すのが面倒臭くて「いいえ」と答えることも。

また飲食店がスタンプカードを発行しているケースもあるのですが、あれも持つ気にはなれません。十回とか二十回行けばランチ１回分が無料になったりするのですが、面倒です。

こうしたカードを上手に使えれば得するというのは分かっているんですけどねえ。

過去にせっかく10個スタンプが貯まったので「よし、ランチが無料で食べられる」と勇んでお店に行ったら、会計のとき「このカードは今月から使えなくなりました」と言われたことがあり、その時のショックがトラウマになっているのかも知れません。

さて肉類はあまり積極的に食べない私ですが、２〜３か月に一度、無性にカツ丼を食べたくなることがあります。廉価のトンカツ専門のチェーン店が秋葉原にあり、昨年の秋のある日、久々に「カツ丼欲」を覚えたので行ってみました。結果は、超美味ではありませんが、この値段なら十分かなという評価。また来ようかと思ったのですが・・・

その際に「次回100円割引」のチケットをもらったものの、有効期限が２か月後で、結局その間に再びカツ丼を食べたいという欲求は起こらず、せっかくの割引券は年末にゴミ箱行きとなりました。

でも１月になってからまた食べたくなりその店に行ったところ、超ショッキングな出来事が・・・・

私の隣の席の人が会計しようとして「割引券、持ってるんだけど、有効期限が切れちゃった」と店員に言うと、その女性店員が「あ、切れていても大丈夫ですよ。どうぞお使いください」

えっ、そうなの？ あちゃー！ 捨てちゃったよ！ じゃあ有効期限なんか印刷しないでよ。

それでも私は平然を装い、お会計の際に「割引券をお持ちですか」と聞かれても「いいえ」と低音で答え、100円多く支払いました。偉い！

でもよく考えると、たとえ期限が過ぎていても「どうぞお使いください」というのはサービス精神に富んだ、素晴らしい対応だと思います。

私にとっても、今回２月末日まで有効と書かれた次回の割引券をもらったのですが、その日までに再びカツ丼を食べたくなる自信がないので大助かりです。

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