2018/1/8

歯抜けが進行するモール

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

2018年。とてもフレッシュな気持ちで新年を迎え、いくつかの具体的な目標も設定し、実のある１年にすべく準備は整いました。

新たなことの勉強にも着手します。私生活では昨年、ある習い事を始めたのですが、今年は経営に役立つ講座を受講することを考えています。昨年まではセミナーや勉強会といった集まりへの参加だけでしたが、もう少し本腰を入れて勉強に励もうと決めました。

特にＩＴ業界は技術の進歩が速く、自分の技術や知識は絶対に専門家には追いつけないので、経営者としてもっと懐の深い人物になることを目指します。

この連休は辻堂へ買い物と映画鑑賞に行ってきました。ショッピングモールの中にあるシネコンなので一度に両方が可能なので便利です。

でも私が目指す店がなかなか見つからず、モールの中をウロウロ。おかしいなあ、たぶんこの辺りだったと思うんだけど記憶違いかなあ・・・

仕方なくスマホでその店のサイトにアクセスしたら、辻堂の店は昨年10月に閉店していました。

店内の地図をよく見てみると、Coming Soon と書かれた区画が数多くあります。表現はカッコイイかもしれないけど、単に「空室」です。さらにモール内を歩くと、閉店するための一掃セールを実施している店も何軒かありました。

うーん、不景気なのかなあ、それともネットショッピングに押されて実店舗が立ち行かなくなっているのか。

帰宅後に調べてみたら、昨年11月の日本経済新聞に「ショッピングセンター、目立つ空き店舗」という記事がありました。それによると、出店数よりも退店数が多い傾向が続いていて、歯抜け状態が目立ってきているとのこと。特に衣料の落ち込みが目立ち、米国に端を発したショッピングセンター淘汰の波が日本にも忍び寄っているそうです。

記事の中には主たる原因が書かれておらず不満の残る内容でしたが、どの業界も大変なんなんだと改めて感じました。我々の業界も頑張らなくては。

新年早々、気持ちを引き締めて仕事に臨みたいと思います。

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