2018/1/21

エース欠場を乗り越えて

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

今これを書いているのは日曜日の夜ですが、明日の午後は東京でも積雪という予報が出ています。今年の冬も寒さが厳しいのですが、毎年のように「東京の冬ってこんなに寒かったっけ？」と感じています。歳をとったせいでしょうか、昔より寒く感じるのは。

米国でも大寒波が襲来したというニュースを見ました。地球温暖化の危機が叫ばれる一方で、こんなに寒いなんて・・・気候が異常化しているということなのでしょうか。

その米国では私の大好きなＮＦＬ（アメフト）が大詰めを迎えています。２月上旬の優勝決定戦スーパーボウルに出場するための準決勝に該当する２試合が日本時間の明朝に行われます。

私が長年応援しているフィラデルフィア・イーグルスが久々に勝ち進んでいます。でも対戦相手のミネソタ・バイキングスも強く、現地のカジノのオッズを見るとバイキングスの方が上位人気のようです。

イーグルスとバイキングスの共通点は、いわゆる司令塔の役目であるクォーターバックというポジションを、今シーズン開幕時には２番手以下だった選手が務めていることです。ともにシーズン途中で、エースだった選手を怪我で欠いてしまったのです。

開幕時にエースではなかった選手がクォーターバックを務めるチームがここまで勝ち進んだのは本当に珍しいことです。

それだけチームのマネージメントが上手だったのでしょう。どのスポーツでも、エースの存在が大きすぎて、負傷で欠場するとガタガタになるチームをよく見受けます。

スポーツに限らずどのような仕事においても、大黒柱は必要ですが、その人が急に欠けたとしても同じクォリティを維持できる工夫が普段から重要だと、今年のＮＦＬを見て改めて実感しました。

的中率の低さに定評のある私の予想は、フィラデルフィア・イーグルスが５点差ぐらいで接戦を制するとみます。もう一試合の方は、ニューイングランド・ペイトリオッツが15点以上の大差でジャクソンビル・ジャガーズを下すでしょう。

でも本当に当たらないんですよね、私の予想は。毎週自分で予想の記録をつけているのですが、泣きたくなるほどの的中率です。もしラスベガスに住んでいたら毎週ＮＦＬに賭け続けて、たぶん今ごろ自己破産していると思います。

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