2018/2/4

美味しい蕎麦屋の珍表示

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

日本時間の明日行われるスーパーボウル。２週間前の本コラムで進出チームを予想したのですが、珍しく的中しちゃいました。でも点差の予想が外れたので、もしラスベガスで賭けていたらやはり大赤字でした。

明日の試合は、大方の予想どおりニューイングランド・ペイトリオッツが圧勝するのでしょう。フィラデルフィア・イーグルスを応援し続けているのですが、勝つのは無理だろうなあ。

さて先週、品川駅構内の立ち食い蕎麦屋で面白いものを見つけました。

私は蕎麦が大好きで、特に短時間で昼飯を済ませる必要がある時は、必ず立ち食い蕎麦です。ハンバーガーや牛丼は苦手だし、コンビニの弁当やおにぎりも何となく食べる気になりません。

秋葉原近辺の立ち食い蕎麦は厳密に言うと単に「早く出てくる蕎麦屋」で、ほとんどの店が椅子つきです。座って食べます。

ウチの会社の社員から（冗談半分に）「経営者が立ち食い蕎麦を食べるなんて夢がなくなるのでやめてください」と言われることもありますが、毎日フランス料理のフルコース・ランチを食べてたら、栄養過多で健康を害して会社に迷惑をかけるだけです。それに立ち食いじゃなくて、ちゃんと座ってます、ほとんどの場合。

話がそれてしまいましたが、その品川の蕎麦屋は、社員には怒られますが純粋な立ち食いです。かき揚げが大きくて美味しいんです。

昼飯時に品川にいる、という偶然は年に１回程度なのですが、できるだけその立ち食い蕎麦屋で食べるようにしています。内緒ですが。

その日も美味しいかき揚げ蕎麦を食べながら何気なく店内を見渡していたら、実に面白い表示に気づきました。蕎麦を受け取る「受渡し口」と食後に器を戻す「返却口」があり、それぞれにその表示が書かれているのですが、漢字表示の下にアルファベットも併記されているのです。

外国人客のために英語でも表記しているのか、親切だなあ。
と思ってよ〜く見てみると・・・

"UKEWATASHI COUNTER" と "HENKYAKU COUNTER" と書かれているではありませんか。

えっ？

ということは、受渡しとか返却という文字は読めないけど、UKEWATASHI や HENKYAKU という言葉の意味は分かる、という人向けに書いた、ということですよね。

いったい、どのような人を想定したのでしょう？

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