2018/7/8

Ｗ杯活躍も偉業扱いは？

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

ご多分に漏れず、私も４年に一度は大のサッカーファンになります。今回はなぜか家内も熱が入っていて、深夜のゲームも録画して見ています。私の方がついていけない。

スポーツ界の話題を見ると、４月・５月は大谷翔平で盛り上がり、大谷が怪我でリタイヤしたらちょうどサッカーＷ杯が始まって盛り上がり、日本が敗退してしまったら大谷が復帰。いい流れになっています。

日本代表はよく頑張ったと思いますし、やりきったという満足感を持って帰国したようで良かったです。でも成田空港での雰囲気があたかも大仕事を達成した人たちを迎えるようなフィーバーだったのには、やや違和感を持ちました。

予選１勝１敗１引き分けで決勝トーナメントに進んで、その初戦で敗退。これを偉業扱いするのは、ある意味で失礼かも。

でも西野監督の指導力や決断力は素晴らしいと思いました。私も色々な意味で学ぶべき点がありました。本当にお疲れ様でした。

この土曜日は上野の森美術館に「エッシャー展」を観に行ってきました。トリックアートの巨匠、エッシャーの作品とは７年前にオランダ、ハーグ市内の美術館以来のご対面でした。

今回の展覧会は長期間開催なのでさほど混まないのではとタカをくくっていたら、なんとなんと、土曜日の午後３時に現地に着いたら「入場まで５０分待ち」とのこと。

夕方になれば空くと思うよ。８時までオープンしてるし。という家内のアドバイスで、近くの居酒屋（上野にあるレンコン料理の専門店。なかなか美味）で２時間ほど時間を潰し、５時半に戻ったら列は「３０分待ち」に短くなっていました。

並ぶのは好きではないのですが、仕方なく諦めて並んで、入館しました。それでも人が多く、最前列で作品を観ることはほとんどできず、少々不完全燃焼のまま終わりました。

しかし幸運なことに私の好きな作品をいくつか間近で観ることができました。エッシャー最高です。大好きです。

さあ明後日はＷ杯の準決勝が行われますし、朝早く起きて録画を観るという生活がしばし続きそうです。

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