2019/3/3

久々に地元の高級店満喫

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

潔癖症とは真逆の位置にいる私。少々のことは気になりません。たとえば飲食店でお箸を床に落としても「フッフッ」と息をかければ十分ですし、ティッシュペーパーで拭うなんてティッシュがもったいないと思うほどです。

海水浴やお花見の場では、食べ物を地面や砂の上に落としてもフッフッして食べちゃうでしょうに。

でも唯一気になるのが「コップの重ね置き」。

立ち食い蕎麦などＢ級グルメは大好物なのですが、安い店ではよく「お水はご自由にどうぞ」になっていて、コップが重ねて置いてあります。あれだけはどうも苦手で・・・何故なのか理由は分かりません。居酒屋のテーブルに重ねて置いてある取り皿には何の抵抗もないのですが。

同様に、病院・学校・旅館などで、よくスリッパを１足分重ねて置いてありますが、あれも苦手です。左足側の汚れた底が右足が触れる位置に重なっているのが何とも・・・

そんなＢ級の私ですが、きょうは家内の誕生日だったので近くの店に食事に出かけました。

九ツ井（ここのついど）という地元では有名な高級店で、コース料理はすべて一人１万円以上。でも「離れ」と呼ばれている小屋形式の個室で、情緒あふれる庭園を見ながら上品な料理が味わえるのです。

前日まで店を決めていなかったのですが、当日の午後、家内からこの店にしたいとのリクエストがあり、ちょっと高いけど、そして昨日は競馬で負けちゃったけど仕方ない。久々に行ってみようか。20年ぶりかな。

すぐに予約の電話を入れると・・・あらあら、離れはすべて予約で満席とのこと。コース料理を食べられるのは離れだけ。テーブル席ではアラカルトのみになってしまいます。

残念だったね。もっと早く決めればよかったね。家内にはそう言いながら心のどこかで「助かった！」

それでもテーブル席で、牛タンの網焼きや手打ち蕎麦など美味しい料理を堪能しました。たまにはこんな場所で食事するのも悪くありません。

次回は奮発して特選しゃぶしゃぶコースにしようか。大穴を当てたときにね。

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