2019/8/18

下戸にも優しい新潟の店

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

今年の夏も新潟競馬場へ遊びに行ってきました。毎年２回は来ているので、競馬場内の施設の位置は把握しているし、新潟駅周辺の飲食店も（私の好きなジャンルに関しては）手の内に入れています。今年はいつもの仲間と一緒ではなく一人での訪問でした。

このコラムでも書いた、私が日本一だと思っている蕎麦屋「大はし」には今年ももちろんお邪魔してきました。相変わらずの美味しさで、食べていると当然蕎麦が減っていくのですが、それが悲しくなってきます。ああ、もう残りがこれだけしかない・・・

二種類のもりそばに白エビの唐揚げがついて税込み 2,376円と高いのですが、その価値は十分にあるんです。薬味として出される辛味大根も最高です。

ただ残念なことに、店の女将の話によると、蕎麦を打っている「大将」が高齢になってきて、休業日を増やしたりして対応しているとのこと。ちょっと心配です。40度を越えることもあった今年の新潟。何とか健康に過ごしていただきたいものです。また秋にこの名品を食べに来ます。

さらに今回は美味しい和食店も発見しました。新潟と言えば米どころ、言い換えれば酒どころでもあります。どの店も美味しいお酒が置いてあることを店先で強調していて、まったくの下戸の私は「食事だけ」になるのでちょっと入りづらいのですが・・・

今回のお店はそんな私でも居心地が悪くなることはなく、温かいもてなしを受けました。ノドグロの表面を少しあぶった刺身、佐渡産のフグの白子、大きなアサリの酒蒸し、新潟名物の「のっぺ」や栃尾油揚げ。どれも本当に美味しかった。自宅近くにある新潟料理店とはクオリティが違い過ぎる！

もう１回来て「馴染み」になったら、写真とともに料理を紹介したいと思います。２回で馴染みは図々しいかな。

ご意見・ご質問のある方は、ぜひメールでお寄せください。必ず返信します。
toshiki.karasawa@nifty.com
私の会社のアドレス宛でも構いません。なおお送りいただいたコメントは本ページで（お名前は出さずに）紹介させていただくこともありますのでご了承ください。