2020/2/2

保険に入っててよかった

【このコラムは、毎月第１日曜・第３日曜の２回、更新します】

１月中旬の約１週間、米国に滞在していたのですが、予期していなかった出来事に遭遇してしまいました。

最低気温マイナス４度のソルトレークシティからロサンゼルスに移動したその日のこと。あまりの暖かさにウキウキしちゃったのかなあ。

レンタカーを借り、まずは空港近くのハンバーガー屋へ。駐車場内を歩いていたら左から車が来たのでちょっと小走りに・・・とそのとき・・・

右のふくらはぎから「プッツン」という音がはっきり聞こえました。そしてとてつもない激痛が。

やっとのことでハンバーガー屋にたどり着き、チーズバーガーを食べながらスマホで調べてみると、どうやら肉離れの症状のようです。座っている間はなんともないのですが、歩くと痛くて痛くて。

加入していた海外旅行保険の会社の相談窓口に電話します。24時間、日本語で対応してくれるので有難い。

結局「近くの緊急病院を紹介するのでそちらで診察を受け、とりあえず立て替えて支払っていただきたい。クレジットカードＯＫ。帰国後に領収証等の書類を送ってくれれば立て替え分を支払う」とのこと。でも対応はとても親切で「医師との会話で通訳が必要であれば、この番号に電話いただければ通訳サービスもいたします」

うーん、保険に入っていてよかったなあ。

タクシーを使うことも考えましたが、車の運転は支障がなさそうだったので、15分ほど走って病院の緊急外来へ。

超音波検査などをした結果、医師の診断も肉離れでした。「痛みは１〜２週間ほど続くでしょう。でも長時間フライトで帰国するのは問題ないし、車の運転も大丈夫でしょう。できれば安静にして、痛めた箇所を冷やして、足を高く上げていてください。まあ大した怪我じゃないから大丈夫、大丈夫」といった感じでした。

精算窓口へ行くと請求額は 1150ドル。約13万円でした。大したことない、で13万かよ。

その後ドラッグストアに行き、ZIPLOC および米国製ラップを購入。このラップは密着性が非常に高い優れものと知人から聞いていて、その情報が役に立ちました。

ホテルで無料でゲットできる氷を ZIPLOC に入れ、それをふくらはぎに当て、ラップで足をぐるぐる巻きにして過ごしました。ロサンゼルスでお会いする予定だった方にはホテルまで来ていただきました。

ということで、おとなしい２日間のLA滞在でした。近くにアウトレットモールもあったのですが、とてもブラブラ歩くという気にはならず、ましてや競馬場などは・・・本当は短時間でも行きたかったのですが。

現在は、怪我から10日ほど経ちましたが痛みはほとんどなく、走ることと階段の昇り降りが辛いだけで生活には何の支障もありません。

今は自分の足のことよりコロナウイルスの拡大が心配ですね。米国のテレビでも大きく報道されていました。東京五輪までに収束することを祈るばかりです。

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